日本人のおよそ50%が利用しているiPhone。
いつだって予想外に故障はおとずれるものです。
実際に修理するとなると、Apple正規店と非正規店のどちらを選ぶべき?と迷う方もいらっしゃると思います。
- Apple正規店と、非正規店の違い
- 正規店、非正規店のメリット・デメリット
Apple正規店と非正規店の違い
使用する部品の違い
Apple正規店で使用する部品は、すべて純正パーツです。
Appleが管理している製造元で作られ、クオリティが担保されています。
非正規店で使用する部品は、ほとんどが独自ルートで入手したパーツのため、Appleが求める基準に達していないことがあります。
たとえば、画面交換したらディスプレイの色味が変わってしまった。とか
バッテリー交換したのに購入時より長持ちしないなど…
修理ツールや手順の違い
Apple正規店で使用する修理用のツールは、Appleによって提供されています。
また、すべての正規店は、Appleが定めた修理手順に沿って分解・組み立てを行いますので、安心です。
非正規店では独自のツールや手順で修理を行いますので、Appleが求めるクオリティが担保されていないことがあります。
修理後保証の違い
Apple正規店では、修理後の部品に対して90日間の保証が付与されます。
修理後の保証は、どのApple正規店でも受けることが可能なので、引っ越しや旅行先でも安心です。
非正規店の中には、180日間の修理後保証を付帯しているショップもあります。
しかし、同一企業内という制約があるため、正規店のようにどこでも修理できるかどうかは見極める必要があります。
本体修理の違い
Apple正規店で本体を交換するような修理を行うと、修理後の本体に保証情報が引き継がれます。
正規店ゆえに、Appleの修理システム上ですべての情報が正しく移行されます。
Apple正規店で本体修理を行うと、AppleCare+の加入情報が新しいデバイスに移行するのは、Appleが修理を管理しているためです。
非正規店では、シリアル番号が変わるような修理を行うことができません。
Appleが管理する修理システムに登録することができず、製品の保証情報が移行できないためです。
非正規店では、部品修理に限定されるという点に注意してください。
修理費用の違い
Apple正規店の修理費用は、非正規に比べて最低でも3,000円以上高額になります。
正規店は価格面がデメリットだと感じられるかもしれません。
しかし、バッテリーの品質や、ディスプレイの色味など純正であることの安心感が価格の差とも言えます。
修理価格がお客さまに重要視されることも事実です。
クオリティと価格をしっかり比較いたいて、ご判断いただけますようお願いします。
よくある質問
非正規店でディスプレイやバッテリーを交換しましたが、正規店で修理できますか?
はい、可能です。
非正規店で修理すると、iOS上に「純正部品ではない」と表示されますので、それが気になって当店に持ち込まれる方もいらっしゃいます。
iOS上に「純正ではない部品」と表示されますが、故障ですか?
いいえ、故障ではありません。
非正規店でバッテリーやディスプレイの交換を行った場合に表示されます。
純正ではないという表示が出てもお使いいただけますが、中古買取店では査定が下がることもあります。
非正規店でバッテリー交換しても大丈夫でしょうか?
非正規店の部品の品質については、わかりかねます。
心配でしたらバッテリーのように繊細な部品は、Apple正規店で交換することをおすすめいたします。
まとめ:Apple正規店と非正規店の違い
Apple正規店 | 非正規店 | |
---|---|---|
部品の質 | Apple純正 | 他社製 |
修理手順 | Apple公式 | 独自 |
修理ツール | Apple公式 | 独自 |
修理後保証 | 90日間 | 店舗による |
費用 |